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アメハレの日々のこと
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2015年05月の日記

2015年5月21日(木)
分類:デジタル造形 ZBrush
■あいかわらず手探り状態なポーズ付け方法ですが、なんとなく形が見えてきました。今回はZBrushでいってみます。


■方法はいたってシンプルで、考え方としてはアナログ造形の場合と同じです。

まず下準備として、体の各部位のパーツを作りすべてマージします(画像1)。
また部位ごとにポリグループ分けしておきます(画像2)
これで素体の出来上がり。




■素体の下準備が終わったら、ポーズを付けていきます。
例として首を傾けてみます。

(1)「Rotate(回転)」ボタンを押し、角度を変えたいパーツをクリックする。すると自動的に他の部位がマスキングされる(画像3)

(2)回転の中心点からツールを伸ばす(画像4)。回転させてポーズをつける(画像5)
選択した頭以外はマスキングされているので動きません。








■複数の部位を同時に動かすときは、選択とマスクの方法が変わります。
例では左腕を動かしてみます。

(1)「ドロー」ボタンを押す

(2)ブラシを選択モード(ctrl+shift)にして、左腕の部位を順にクリックしていく。すると選択した部位が消えていくので、残った箇所をすべてマスキングする。(矩形で一気にマスクすると楽です/画像7)

(3)選択モード(ctrl+shift)で何もない所をクリックすると、隠れていた左腕が表示される。(画像8)

(4)あとは首の例と同様に、回転ツールを使ってポーズを付ける。(画像9)
これを繰り返して体全体のポーズを付けていく。

ポーズを付けていくうちに間接の位置がずれたりしますが、そのときはトランスポーズの「move」を使いずれを直します。








■10分ほどで素体にポーズを付けてみました。このあと各部でダイナメッシュして一体化し、つなぎ目を消したり肉付けしていきます。
ボーンでのポージングと違い、この方法だと変なところでへこんだり膨らんだりしないのがいいです。微妙に関節の位置を調節したいときもすぐに対応出来るので便利ですよ。




やまもと MODOの出番が減るじゃないですかーw
15/05/21 21:54:14
トーン MODOちゃんはちゃんとしたところが拾ってくれたから大丈夫!(違)
15/05/22 02:12:07
通りすがり 左腕を動かす、の(2)ですが
トランスポーズモードで各パーツの上から他のパーツに向けてctrl+ドラッグのトポロジカルマスクでやるのもおすすめです。
追加はshift+ctrl+ドラッグで可能です。
また、画像7も何も無いところでctrl+クリックの全体マスクが便利かと思います。
ご存じでしたらすみません。
15/06/06 14:33:55
トーン★ アドバイスありがとうございます!
範囲選択作業の流れでそのまま矩形マスクをしてましたが、確かにctrl+クリックのほうが手っ取り早いですね。
トポロジカルマスクはいまいち上手く使えないんで避けてましたが、練習してみます〜。
15/06/07 11:56:40
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冬音(トーン)
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