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アメハレの日々のこと
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2011年02月27日の日記

2011年2月27日(日)
分類:小説・映画
…の備忘録。あくまで個人の感想。


■真保裕一 『覇王の番人』上・下
明智光秀を主人公に据えた時代小説。
光秀視点ということで、他の戦国物ではあまり深く扱われない武将達(長岡藤孝とか)が登場してきて新鮮。副主人公格に不遇な忍の青年を配していて、そのことによって要所々々に真保裕一らしいアクションシーンがアクセントとして入るため、飽きずに読み進められました。


■高嶋哲夫 『乱神』
元寇(弘安の役)の前後を舞台にした時代小説。設定的にかなりエンタメ色高し。
十字軍として遠征したはずのイングランド騎士団が、嵐による遭難で鎌倉幕府が統治する日本に流れつく。でもってなんだかんだあった末に日本の侍たちと手を結び、迫り来る大モンゴル軍に立ち向かう…という話なんですが、妙に既視感があると思ったらアレです。半村良の『戦国自衛隊』に構造が似ているのでした。『戦国〜』が時間という縦軸のスリップだったのに対して、『乱神』は西洋から東洋への空間的横軸スリップ。戦国自衛隊スキーな自分としては、懐かしい気分に浸って読むことができました。


■柳広司 『最初の哲学者』
古代ギリシアにまつわる小編をまとめた短編集。
先に読んでいた『パルテノン』でも感じたことだけど、柳広司の描く古代ギリシア世界は実に瑞々しくて、登場人物たちが生き生きとしています。本当にこの人はギリシアのことが好きなんだなーと、よく分かります。
基本、バッドエンドの物悲しいお話が多いんですが、個人的には醜神ヘファイトスを扱った『オリンポスの醜聞』がぐっときます。


■機本伸司 『神様のパラドックス』
半分あたりまで読んだものの挫折。
『僕たちの終末』あたりから、この作者さんのストーリーを読むのが辛くなってきました。SFは好きだし、設定も面白い題材を扱ってるんだけど、どうにも中盤あたりで話の起伏が無くなるというか、ベタ凪状態になってしまって読み進めるのがしんどくなってきます。完読すればそれなりに楽しめる作品なんだろうけど…うーん。

龍牙 襄 参考にさせてもらおう、とは思うものの、まだ積んである本が結構あって、そっちから先に片付けないと……。
11/03/06 23:36:01
とーん★ 読みたいものを読みたい時に読む!というのが、精神衛生上一番いいですよ。積ん読を消化しようとか考えると、楽しいはずの読書が義務になっちゃいますもの(´д`;)。
11/03/07 01:00:45
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冬音(トーン)
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