『宮下藤花』 製作日誌 その2

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日誌は上にいくほど新しいものになります

【『藤花』の説明】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【完成】


99/02/23

藤花:上半身藤花:全身■スカートはまだ出来上がってませんが、一応すべてのパーツが出揃ったので全身の写真を撮ってみました。

■ちょっと俯瞰気味に撮影したので、脚が短く見えちゃってます・・・(汗)
(まだまだ先ですが)ゴールがかいま見えてきたかな?

99/02/20
スカートの盛り付け■腰にスカート部分のパテを盛ってみたけど・・・。なんか一気に体全体のバランスが変っちゃったような。やっぱり大きいパーツを後回しにしたのはまずかったかなぁ。

■スカートのパーツは薄いので、ストーブなどで暖めてやると柔らかくなります。その間に形を決めてしまって、今度は水の中にドボン。思った形状のまま一気に固定。
それにしてもホントにスカートになるのか?このカタマリ・・・。

99/02/17

髪の毛・前後のパーツ■まだ髪の毛やってます〜。

■前髪の一部が別パーツになってるのは、型抜きを可能にする為なんですが・・・。なんとかパーツの継ぎ目消しをしないですむような分割ラインに出来ないかと思案中。ムズイ・・・。

■そんな中、髪の毛を削り出してる時に無心になってる自分を発見。般若心経の写経みたいなものなのか!?(違うと思ふ)

99/02/14
髪の毛の盛り削り

■あい、髪の毛削ってます〜。
左の写真から順に、髪の毛分のパテを「盛って」→「削って」→「盛って」→「削って」
ワセリン使いながらの作業。これがまだまだ続くっす。ハヒ〜〜(@_@)。

■細い部分が多いのでパテはいつも以上にガチガチに硬化させてやります(オーブンの余熱で暖める→冷ます、を繰り返す)。硬くなるけどポッキリ折れるより100倍マシ

■とにかくシャープな刃物で削って削って。
デザインナイフの刃、いったい何回替えただろか。
それにしても髪のラインのリズムをとるのって難しい・・・。すぐに『間(ま)』が単調になってしまって。

■複製のことなんかを考慮しながらの作業なもので(ちょっとヨコシマな考えがありまして・・・)、まるでパズル。頭の中が迷宮。ラビリンス。ニンジャのクリティカルヒット。

99/02/11

左手の削り出し■いままで延ばし延ばしにしてきましたが、手をつくりましょー。ほんとはバランス取りのためにも、もっと早い時期に作ったほうが良いと思うです。はい。

■まず腕部分にパテを盛りつけますが、しっかり食い付かせるために盛り付け面に溝を掘ってあります。少しでも接地面を稼ぎたいっす。落とした時に取れたりしないように(^_^;)

■パテが硬化したら彫刻刀やナイフで指を彫ってくのですが、きっちり固まってから作業するのがいいようです。ハンパな時にやると、指先がぽろぽろと欠けていく・・・。
指はついついお行儀良くそろえたくなるけど、意識してバラしたほうが表情がつくみたい。

写真のものがうまくいってるかどうかは定かではありませんが・・・(冷汗)。

99/02/09眉描き

■眉毛カキカキ

■はじめは普通に顔を持って眉を描いてたんですが、キレイに描けない(泣)。女性の苦労が解かりました。

■はたと思いついて頭を『逆さま』に持ってみると・・・。か、描き易い。同じ弧を描く作業でも、『上弦の月』のほうがやり易いっす〜。発見

眉盛り■で、描いたガイドに合わせてパテ盛りしました。眉は目の次に表情が出る所なので、精神を集中集中・・・。盛り付けた後に耐水ペーパーで慎重に形を整えてやりんす。

あと、頭に空いてる穴は前髪パーツの位置を固定するためのガイドっす。見にくいですけど左側にも空いてます。

99/02/07
かばん・1
■とりあえずカバンの
形に削ってみたり
かばん・2
■シワいれてみたり

99/02/05
ソール改修前ソール改修後

■前に作った時は「これでOK」と思ってたんですが、その後気になってしまったので靴のソール部分を改修しました。サンダルみたいだったし。

■改修点としてはかかと部分を作った事と、つまさきに上に反る形でアールをつけた事。新たにパテを盛らないでも出来るかな?と思ったんですが、ダメでした。(めんどくさがりなんです)
結局パテ盛り→削り出し。でもまあ、見栄えがちびっとは良くなったからいいか〜。


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