『D』製作日誌 塗装編

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▼2000/10/06

■ほいでもって『D』(片目Ver)も無事完成〜。
完成画像はこちらです。→

レジンキットの小改造ってゆーのも、気軽でいいですね〜(でも、「気軽」っていうのは自家製キットだからこそ出来た事かも・・失敗しても予備パーツがごろごろあるし/^_^;)


▼2000/10/5
第7回



接着面の塗装剥ぎ■墨入れも終了。あとは全体の艶を整えるためにグンゼのつや消しスプレーを吹きまする。
スプレー缶から直接吹いてもいいんですがここまで来て失敗もしたくないので(よくやるんです・・・)、一旦缶から塗料を抜き出し、その後にハンドピースを使って吹く事にしてます。

■塗料が充分乾いたら、あとは組み立てるのみ!
あっとその前に、パーツの接着面の塗料をシンナーを含ませた綿棒で落としておかなくては・・・。これやっとかないと、あとで接着箇所が塗膜ごと「ポロッ」と取れかねないです(^^;)。

完成〜■芯材を通してある所は、角度をよくすりあわせてから接着。接着剤は瞬接エポキシ接着剤を使ってます。エポキシ接着剤はよくはみ出すので注意・・・(これもよくやってます/汗)。

■ちゅーことで完成〜〜。とりあえずこんな感じで。
#正式アップは明日にでも・・・。




▼2000/10/04
第6回(午前1時)



薄めたエナメル塗料でスミ入れ■一休み終了〜。

■顔以外の墨入れもバシバシと〜。
墨入れは基本的に、入れる場所の色より2段くらい暗めの色をエナメル塗料で流し込んでいきます。塗料の濃度はシャブシャブで。

■で、下地が艶ありの時はなんの問題もないんですが、艶消しで仕上げてある場合は表面が細かいナシ地になってますので、そのままシャブシャブのエナメル塗料を流し込むと関係のない所にまで(毛細管現象で)塗料がジワっと拡散〜、という哀しい事態になってまいます。
という事で、艶消し地への墨入れはエナメル塗料の濃度を通常より若干濃い目にして、それで色が濃すぎるようならエナメルクリアーで調整、という方法が失敗がなくていいかと・・・。

■はみ出した塗料をエナメル溶剤を染み込ませた綿棒で拭き取って、墨入れ完了。

ここまでくれば完成も近し・・・


▼2000/10/03
第5回(午後10時)



■朝方に第4回目をアップした直後に落ちてしまいました・・・そのあとお昼過ぎに起きて、お休み日なんで買物に遠出してみたり。帰って来て食事して、結局午後の8時頃に作業再開っしゅ〜。
いよいよ目を描き込んでみるです。緊張の瞬間・・・。

■ラッカー系まで塗装が終了した段階。
白目部分は上下方向になら多少はみ出していても全然ダイジョブです。あとで睫毛を書き込んじゃえば問題ナシ!ってことで(^^;)
■瞳の輪郭に沿ってエナメル塗料で紫色を入れてきます。ダルマの目を入れるのと基本的に一緒かも・・(笑)。
最初からいきなり輪郭を描き込まないで、中心部分から徐々に大きくしていった方が失敗の率は減ります。
片目なんで、視線の方向を合せる必要がなくて楽〜。
『D』の設定画では瞳上部に暗色部分が描かれてないので、今回はパス。

■瞳の基本色が塗れたら次は瞳の輪郭と睫毛の描き込み
写真では真っ黒に見えてますが(^^;)、実際は黒と紫を混ぜた色を塗ってます。真っ黒だとキツイ印象になりがち。
かなり豪快にはみ出してますが(汗)、外側にはみ出す分にはあとで修正が効くんで気にしない〜、気にしない〜♪(by一休さん)

■線のはみ出しを修正してるの図。
爪楊枝に軽くエナメル溶剤(うちはタミヤの純正溶剤じゃなくて、絵画用のペトロールを使ってます。塗料の溶け具合が純正よりいい感じで/^^)を染み込ませて、はみ出し部分を削ぎ落とす要領で修正していきますです。
あんまり強くこすると、下地のラッカー塗料を傷つけるので注意〜。

■で、修正後。なんとか形になりました(^^;)。
エナメルの白でハイライトを描き込んで瞳の塗装は終了〜。あとはお好みで白目上部に影を入れてみたりとか。

■眉毛も瞳と同じ要領でエナメル塗り&はみ出しを爪楊枝で修正。口元にブラウン系(今回はブラウン+クリアーオレンジ)で墨入れすれば顔の塗装はオシマイっす。

クタ〜、、、、(一休み)

▼2000/10/03
第4回(午前6時)



グラデに見えないグラデ塗り(汗)■コーヒー3杯目飲み中。

■いや、ある程度は予想してたんですが、“塗装→写真撮影→画像編集→テキスト打ち込み→サーバーへアップ”という行程は、時間と手間が掛かるというかなんというか・・・(^^;)。模型の方の作業スピードが半分以下に落ちるです〜。でももう少し頑張ります〜、、、。

■よほどの小パーツ以外は各色最低2段階以上のグラデーションをかけて塗ってますが、本人、派手なグラデーションがあまり好きじゃないということもあって、見た目でそれと分るほど各色に色調差はありません・・・それが写真だと尚更で(汗)。
写真の緑部分も2色使って塗装してるにも関わらず、ベタ塗りにしか見えないですねぃ・・・トホホ。
ちなみにここは基本色を吹いた後に、基本色を白で割ったものを光の当たる(と想定する)方角からエアブラシしてます。エアブラシに対してパーツの角度を浅めにして吹くと、凸部にのみ塗料が乗っていい感じ(のはずなんだけど・・/笑)

■パジャマの襟、裾の色違い部分も吹けましたんで、とりあえずラッカー系の塗装は終了〜〜〜。いよいよタミヤエナメル塗料を使って目を描く工程に移るです。

あ、太陽が昇ってきた・・・


▼2000/10/03
第3回(午前4時)



影色吹き■そろそろ睡魔との闘いが・・・

■パジャマ塗ってきまふ〜〜。
まえに作った『D』は設定通りの黄色で塗ったので、今回は趣向を変えてブルー系で行こうかと。実は密かに六道さんとこの青コンペ参加も目論んでたんですが(コンペ二股・・・/悪)、うかうかしてる間に青コンの方は締切りが過ぎちゃってました(笑)。

■全体の色を塗る前に、基本色を濃い目に調合したものを影部分に吹いていきます。今回は基本色が薄めの青(キャラクターブルーに白を足したもの)ですので、各塗料の調合比を変えて濃い部分の塗料を作りました。

■コンプレッサーのエア圧をかなり弱め(目盛りで「0.2」ぐらい)にしながら、注意深く影になる場所にスプレー。この時も同じ調子で塗料を吹くのではなく、影の弱い部分はサラっと、凹凸の激しい場所などはしっかりと吹いていって、陰影を付けていきます。
余計な部分まで影色を吹いてしまった時は、ベースホワイトを逆の方向から吹き直して修正してるです。


▼2000/10/03
第2回(午前2時)



マスキング■肌色が乾いたんで、髪の毛の緑を吹くためにマスキング
こういった入り組んだ形状の場合は、マスキングテープをハサミで小さな三角形に切ったものを用意して、マスクラインに沿ってチマチマ貼りつけてマスク部分を覆ってます。
この作業次第で完成後の見栄えが結構違ってくるんで(^^;)、とにかく面倒臭がらずにチマチマチマチマ・・・。

■貼りつけ後はテープの浮きが無いように、爪楊枝などを使って塗装面としっかり密着させてやります〜。

■ひょっとしたら、スプレー作業の時間よりマスキングしてる時間の方が長いかも・・・


▼2000/10/03
第1回(午前0時)


肌色吹き■昨日までの段階で、“下地処理→プライマー吹き→下地白吹き(グンゼベースホワイト使用/←スプレーじゃなくて瓶の方)”までは済んでいたので、今日はいよいよ着色から。
まずは肌色から吹いてくです。

肌色を塗る前に目の部分にクリアーを吹いて、乾燥後にマスキング。事前にクリアーを吹くのは、あとでエナメル系で瞳を描き込む時に、失敗して何度やり直しても下地の白を汚さないためです(つまり、そのくらい何度もミスして描き直してるわけです・・・/^_^;)。

■調色内容はすべてグンゼのラッカー系で、「白+クリアーオレンジ+キャラクターイエロー」、それに今回はキャラが『D』という事もあり少々血色を悪くするために「クリアーブルー」を1滴垂らしてます。陰になる部分はそれにブラウンを足したもの。
同じ内容で手や足にも肌色をスプレー。


▼2000/10/03

デュアルコンペの開催もすでに始っているにも関わらず、肝心の言い出しっぺがまだ作品をアップ出来てない体たらくぶり。申し訳ありません・・・(滝汗)

■かくなるうえは早急に今塗りかけの
『D(片目Ver)』を完成させねば!という意気込みのもと、今夜は「一晩でどこまで塗装作業は進むのか?」という、以前どこかで見たような(汗)企画をスタートしようかと・・・。夜の間に出来た順に画像をアップしていきますです。更新が止まった時がぼくが気絶した時と思って頂ければ、、、(笑)。

■そんではスタート〜〜〜


▼2000/09/22

「出維」から「D」へ改造デュアルコンペに照準を合わせ、も一回『D』をば製作中〜。と言っても、顔の一部を変えるだけのお手軽改造ですが・・・(汗)。

■最終2話以外の『D』は顔の左目周辺部分が欠けていて、そこから薄く光る発光体(コア)がのぞいてる・・・という設定です。なので、レジンで複製した『D』の顔をゴリゴリと削って改造していきますー。

■最初に鉛筆で削るラインのアタリを書いた後、キワになる部分を三角刃で彫り込み。そののちに、先端が球状になってるビットを使って三角刃で彫った線の内側をリューターでガリガリと削っていってます。
顔の内部部分というか影部分の表面はあんまり滑らかでも変なので、リューターの削り跡の粗さを適度に残しつつ仕上げたです。※)手抜きではありません、、、/^_^;

発光体(コア)部分はエポキシパテ製。小さいパーツなので、案の定一回無くしました・・・トホ。


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