『(仮)オリジナル1号』 製作日誌 その1

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日誌は上にいくほど新しいものになります

 


99/06/10

Tシャツ■今度はTシャツを着せてみたり。
と言っても実はこれ前半分しか作ってなかったり(汗)。

■オーブン内に入れるときに、スカルピーを盛った部分が接地面に来ないようにしないとモールドが潰れてしまうので・・・半面づつ作っていきます。(人形を立たせたまま入れてしまえるくらいのでかいオーブンがあれば解決しますが/^_^;)

■小物を配置する関係で、シャツの真ん中あたりのディティールはまだ入れてありません。
あ、小物の資料も探してこないと〜〜。

99/06/07

袖の作製■「袖(そで)」を作ってみました。

■「兄貴の服を拝借して着てる」という脳内設定で(笑)、当然袖は手が隠れるくらい長め。やっぱり「ダブダブ」はいいねぇ、「ダブダブ」は。

■カタログ雑誌の写真などを参考にしてます。一応、生地の下にある腕と手の存在を考えながら作っていったんですが・・・あいかわらずシワ表現は課題のままのもよう・・・。

99/06/05

針金でポーズ付け■顔が出来たらボディーにとりかかりっ。
胴体より一回り小さい芯を作ったらピンバイスで穴を開けて、オモムロに脚の芯になる
アルミ線を差し込みます。
そのあと脚のポーズをあーでもない、こーでもないとか言いながら考えてくです。

■参考資料として『JUNIE』という女の子向けのファッション誌を買ってきました。エロ本を買うよりもレジに出すのが恥ずかしかったっす・・・(汗)


脚の盛り付け■『JUNIE』に載ってるモデルは何故か全員「内股で立ちーの、腕を脱力させーの」というポーズをしてるので、それに倣ったポーズをとらせました(笑)。

■にしても脚はホントに難しいです。美術解剖図を見ながら作るとゴツクなっちゃうし、普通の写真からだと形状が把握しづらいし・・・。
要は頭の中に、人体の骨と筋肉の構造がちゃんと入っていればいいんでしょうけどもー。ぼくの頭には全然入ってないしで(^^;)。
勉強しなきゃダメなんですね・・・そういう所も(シミジミ)。

■あ、これはあくまで素体でして。ちゃんと服は着せますから!

上半身の盛り付け■下半身を焼き上げたら、今度は上半身に移ります。
『オレ的設定書』には「13歳」との記述がありますので(フッ・・・)、肩幅も胸も腰のくびれもなし。無し

■鎖骨中心部のくぼみと両乳首(ひえっ)の位置が正三角形をつくるように気をつけながら肉付けしてきます。
肩甲骨がムズかったり。もっとも、一所懸命作っても服を着せるとほとんど隠れてしまう部分なんですが、、、。

99/06/02

温度計■スカルピーを使う時に一番ネックになってくるのが焼く時の温度管理なんですが・・・初めは必ずと言っていいほど焦がしてしまいます。もちろんぼくも焦がしました。
で、考えた末に
『温度計』を買ったです。天ぷらなどを作る際に使うもので値段も1000〜2000円と張りますが、せっかく時間をかけて作った物を真っ黒焦げにして「トホ〜」となるよりは精神的安定が得られます。安定求めちゃいました(^^;)。

オーブンのフタに挟む■こういう具合にオーブンのフタの部分に挟んで使用。
スカルピーを焼く時はオーブンのフタは閉め切りません。閉めてしまうと、温度が急に上昇して焦げ易くなってしまうんす。もっとも、温度計を挟むと閉めたくても閉まらなくなりますが(^^;)。
実際に焼く際には温度が一定になるようにブツをアルミホイルで覆ってからオーブンに入れます。このオーブントースターの場合、145度〜150度で焼くと丁度いい具合になりました。

スカルピー製の顔■で、今度は練習ではなくて本チャンの顔を作ります。前回作った顔と似てますけど別物なのでー(焦げてないっしょっ/^_^;)。

顔を作る手順としては、スカルピーをベース型にした後に「目>鼻>頬>口>あご」の順番でカタチを作っていくと(ぼくの場合)スムーズに進みました。輪郭から作り出すとなかなかうまくいかなかったです。

顔に目と眉を書き込み■出来上がった顔に、雰囲気を見るために目や眉などを書き込んでみたです。髪型どうしましょうか・・・。ポーズもまだ考えてないしで〜。

なんかかなり見切り発車っぽい・・・(汗)

99/05/30

『藤花』も一段落ついたので、そろそろ他のアイテムにも手をつけなくてはー。
ということで、今のところ影も形もないオリジナルに着手っ。

■今回はぼくにとって未知の素材である
『スカルピー』で作っていきます。
「速く出来上がる」と「柔らかい表現に向いている」という甘いコトバに惹かれました(^^;)。

■スカルピーを箱から出して、練習がてらムニムニとこねてるうちに顔の輪郭らしきものが・・・。粘土ベラとスパチュラを使って目と口を作っていくと・・・

スカルピーの練習(横顔)スカルピーの練習(顔)■こんな物が出来ました。(写真)
といってもこれはスカルピーを焼いた後に、軽く400番の耐水ペーパーでヤスリがけした物です〜。
焼き時間とヤスリがけを含めてだいたい1時間とちょっと。あごのラインも何もないお面状態ですけど、この時間でこれだけ進むのはぼくとしてはアンビリーバボー!!
おそるべしはスカルピー・・・


99/05/01

■なにげなく郵便受けを覗いたら入ってましたよ、版権審査の予備調査書 from ワンフェス実行委員会

■ドキドキしながら封を開けてみたっす。
初めに目に入ってきたのが版権パーセンテージと版権料金額。そしてWF当日に提出しなきゃならないキットや完成品の個数。どれも見事にゼロが並んでました

「ええ〜〜!版権料も販売品の提出もないの〜?ラッキー!!」

と思ったのも束の間、書類の一番右端には「保留」の文字がぁー!(泣)

■『藤花』も『ブギー』も同一原作からのアイテムですから、当然2つとも「保留」です。もちろん「最終的にはOK」というパターンも多いのでしょうが、最悪「2つとも版権が通らない」というパターンも考えなきゃならないっす・・・。きのう写真を貼った本申請書送ったばっかりなのに。ハァ〜〜〜。

■ということで、WF当日に何も並ばない卓に座るという恐ろしい事態を回避するためにも、版権に引っかからない『何か』を急遽作らなければならなくなりました〜。そうなると必然的に『ワンダちゃん』or『ボイスラッガー』or『オリジナル』3択を迫られます。ボイス〜のことはまったく知らないんで、ワンダかオリジナル・・・。
そりゃ何日か前に「いつかオリジナルも作りたいっすね〜」とか、のたまってたさ。でもでも、あんまりじゃない。キビシすぎるじゃない。やまない雨はないじゃない(←拝借)。

■で、ブギー関係の2つも版権に通る可能性が残っている以上、きっちり仕上げておかねば間に合いません。初参加にしてこのしばりの多さ。まさしく、

「人生はショータ〜イム!!」

■頭クラクラしつつ、ドシャ降りの雨の中を盗んだバイクにまたがって街にさまよい出ました(一部脚色アリ)。
ハッと気がつくとぼくの手の中には何故かこんな物が↓

スカルピー

■という訳で、オリジナル物作ります・・・


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