『八車文乃』製作日誌 その2

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【1】 【2】 【完成】


▼2001/11/15

八車文乃・完成■文乃も無事塗装終了。完成画像は【完成】のページへどうぞ〜。

■肩口に付く校章のデカール(かなりちっこいですが)も、ギリギリでイベントキットに入れることが出来ました。もし「デカールなんか入ってないよー」という方がいらっしゃいましたら、ご連絡くださいませ〜。

■なんにせよやっと一段落・・・ホッ

▼2001/11/10

複製型■複製中の文乃のシリコン型です。

シリコンはWAVE製のHG-017を使ってます。硬化後の弾力はちょっと固め。
そのためテーパーのきつい物を抜くのは辛いですけど、逆に言えばその分成型品に段差が出来にくいというメリットもあります。

離型剤は信越社のKF412SPが最近のお気に入り。いろいろな製品を試してみましたが、これが一番噴射の粒子が細かくて(結露になりにくいです)安定して抜けました。先述のシリコンとも相性が良いみたいで、4、50回抜いてもシリコン表面がガサガサになることは無かったです。

■注型のためのレジンは個人的好みでいうとハイキャストがいいかなー、と思えたり。他製品と比べると値が張りますが、それだけのことはありました。流動性・硬化後の切削性・色味とも文句ありません(^^)。でもうちの地方だと入手しにくいのが珠にキズ・・・。コトブキヤさんの「すけっと大作戦」にはいつもお世話になってます(笑)。
ハイキャストが入手出来なかった時はWAVEやボークスのレジンを使ってます。(←通販で買いやすいのです)  どちらも必要にして十分な性能ですよん♪

■でもこんな材料が安価で手軽に入手できるなんて・・・ホント、いい世の中になったもんですお。

▼2001/11/06

文乃・原型完成■磨いて磨いて、やっと文乃の原型完成です〜。
画像をクリックで原型画像のページへ飛びます。

■パーツ数は13となりました。塗装時に一回だけマスキングが必要なパーツが4、あとはマスク無しで塗れそうです。元絵の配色数が少ないんで助かりました(笑)

■このあと速攻で型取り作業に入ってます〜。自分的にはこのくらいの時期が高揚感があって一番テンション高めかも・・・キャスト使い始めると一気に気力ダウンするし・・(^^;)


▼2001/11/03

ラッカーパテで表面処理

■ちゅーことで、表面処理の無間地獄さまよってますー。

■原型に残ってるキズ・へこみを埋める作業には、自動車用品などを扱うお店で売ってるソフト99のうすずけパテを愛用してます。模型用のラッカーパテと比べてキメが細かくて、硬化後に上からサフを吹き直してもふやけにくいのが良ひです。
使い方としては、Mrカラーの溶剤で緩めに溶いたもの(いわゆる「溶きパテ」)を筆を使って塗ったり、深めのキズには直接擦り込んだりと、普通のパテと同じ方法が使えます。

■キズのある所に溶きパテを塗り(写真左側)、乾燥後ペーパー掛けして表面を滑らかに整えました(写真右側)。ペーパーは400〜800番のものを使ってます。

このあと水で削りカスを洗い流し、水気を切ってまたサフ吹き・・・この一連の作業が2回くらいで済めばラッキーっすねえ・・(^^;)


▼2001/10/31

第一次サフ吹き■全パーツが揃ったので、とりあえず一回目のサフ吹き。
WEB上の解像度だとキズやでこぼこも目立たず、一見出来上がってるように見えますが・・・実際の状態は推して知るべし(笑)。

■原型にサフを吹く目的は人によって様々だと思いますが、うちの場合はあくまで「キズの発見」を主目的にしてます。
そうなると缶スプレータイプのサフはどうしても厚吹きになってしまってキビシイので、ビン入りのもの(グンゼMrサーフェイサー1000)を薄めてエアブラシを使って吹いてます。部分的にも吹けるんで、オススメっすよんー。(しかも経済的)

■で、これからが表面処理の無間地獄の始まりだったり・・・(汗)

▼2001/10/29

髪の毛■髪の毛はあちこちと干渉する関係上、ほかのパーツが出揃ってから製作に取り掛かるというパターンが多いです。そのせいか、髪パーツを作ってる時の記憶っていつも修羅場の真っ只中ってイメージしかなかったり・・・
でもって今回も例外ではありません(汗)。

■髪の流れは大体こんな感じでしょーか・・・元絵にあるシャープな線を出すのに腐心中。むー。

■フィギュアの塗装時にいつも悩みのタネになるのが、前後の髪パーツをくっつけた時にでる接着線。でも今回はそれを髪のラインの中に紛れ込ますことが出来そうっす。完成品製作の際の手間が格段に減るので、こういうのは正直ありがたかったり(^^;)。


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