■常にネガティブ、糸色先生。サンマガ学園の生徒たちにも絶望しちゃってます。
■原型のポーズを決めるにあたっては製作前にセガさんのほうに図案を提出しないといけなかったんですが、ぼくは絵ごころが皆無なのでかなり困りました。それで思いついたのが、原作コミックのいろいろなカットをコピー印刷して、部分ごとに切り貼りしていくモンタージュ作戦。右手は○○話の絵から、足は△△話の絵からといった具合にチョイスして全身を構成していきました。気分はもう脅迫状を作る誘拐犯。フィギュアの各部を見て元カットを推理するのもオツかも知れません(笑)。
ポーズ的には、(ネタに走りたくなる気持ちを抑えつつ)長く飾っていても飽きがこないものを目指しました。
■原型は基本的にエポパテ製。
製作上苦労したのは、上半身の和服のシワでした。久米田先生の絵のテイストも入れないといけないし、最低限の着物っぽさももたせないといけないし。無意識のうちにシワを作りこみ過ぎてしまい、気がついたら久米田絵から乖離してた…なんてことが、たびたびありました。シンプルに見える線ほど立体に起こすのは難しいっす(´д`;)。
あと、メガネパーツのブリッジの部分(というんでしょうか? レンズとレンズを繋ぐ箇所)が非常に細くて、製作中にいったい何度折ったことか…。右手の指は、そういう製作中の「絶望した!」という気持ちをこめて表情を付けています。ごめんなさい、ウソです。
■教卓はプラ板から製作。プラ板の箱組み工作なんて、F1カーをスクラッチしてたとき以来だから15年ぶりくらいですよ。
首吊り用の絶望ロープはエポパテの寄り合わせで。納品前日にそのロープを作り忘れてたことを思い出して慌てまくったのも、今となってはいい思い出death…。
それと、袖口のボタンが無いのに気がついても知らないフリをするのが大人のマナー
orz