『a girl』製作日誌 その1

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【1】 【原型】


■20日目

ということで、表面処理も終わって原型完成ですー。
おしまい(´▽`)

原型画像はこちら→





■おまけ

複製時の粘土埋め画像が余ったんで載っけてみました。
注)天地が逆に写ってます…(汗)




■18〜19日目

いよいよ表面処理の開始。
作業中に削りカスや油分で汚れた原型を一度クレンザー+中性洗剤で洗って乾かします。で、軽くサフを吹き、大きなキズ部分にラッカーパテを擦りこみ。(写真右)
パテの硬化後、320番程度のペーパーで軽くならして再び洗浄。

第二段階として、細かいキズを消すために今度は溶きパテを筆でペタペタ。(その時、モールドを潰さないように注意)
これを400番のペーパーで磨き、再び軽くサフ。キズが見つかったら、再度部分的に溶きパテの塗布。以下、キズが無くなるまで繰り返し…。嗚呼、文章にしたらこんなに単純な作業なのに!(遠い目)


■17日目

ひたすら細かいところのモールド処理。
目立てヤスリとか篆刻刀(てんこくとう)が大活躍。


■16日目

前回更新した髪の毛製作中の画像、顔がなんか怖いなーと思ってたら、眉毛作り忘れてましたよ…。

ポリパテをシンナーでゆるめに溶いたものを、爪楊枝を使って大体の形に盛り付け(右写真)→カッター&ペーパーで修正、という手順で作りました。

眉毛は形こそ単純ですが、目と同じくらい顔の表情を決める重要な部位だと思ってます(←その割には作り忘れたりするのな…/笑)。なので納得行くまで修正を繰り返します。


■14〜15日目

性格判断によると、「めんどくさいことは後回し」なぼくですが、フィギュア製作でもそれは例外ではありません。つまり、毎度毎度髪の毛の製作が最後になってしまうワナ…



後ろ髪はちょっと跳ねっ毛気味で。
ボーイッシュな感じが出てればいいのですが…




■12〜13日目

巨大卵を持つ手です。
ここは腹位置に卵をセットして刷り合わせながら作っていかないといけないんですが、なかなか思ったように手首や指の位置が決まらないーっ(>_<)。
結果、かなり苦労しました。普通に手のひらを作るだけでもめんどっちいのに…




■9〜11日目

服部分の造形。それと並行して分割面の整形も。
服のシワは何度作っても大変です。適度に線を整理しつつ、それでいてそれっぽく見えないとならないし(汗)。

ってことで、この部分は盛っては削り、盛っては削りの繰り返しとなりました。素材をスカルピーにすればもうちょっと直感的に作れるんだけど、そうすると今度は細かい彫刻が入れにくくなったりで。どの材料も一長一短がありんす。

あと、脚が開き過ぎな気がしてきたんで、そのへんも修正。


■8日目

バストがつきました〜。
それに合わせて服のディテールもちょこちょこと入れ始めたり。




■7日目

腕の位置が決まったところで、次は背中。
うなじ〜肩甲骨への流れとか、結構好き…


■6日目

腕の芯を盛って、とりあえず卵を持たせてみたり。真正面に持ってると単調に見えるので、右腕と左腕の高さを若干ずらしてます。様子を見つつ調整。

大まかなポーズが決まったところで、首と両太股を分割・切断。


■5日目

面のボリュームを見やすくするため、ざっと100〜180番のペーパーを掛けました。
個人的にはこのあたりの工程が一番楽しいです。


■3〜4日目。

ポーズが決まったら、主要な筋肉を意識しつつガスガスとエポパテを盛り付けていきます。作ってる最中にポーズで気に入らない箇所が出てきたら、躊躇せずにノコで切断→角度を変えて再接合、を繰り返します。なかなか一発では決まってくれないれす(´д`;)
写真の状態だと腰周りがボリューム過多なんで、このあと修正。



■2日目。

ちょっと影になって見難いですが、頭。ここだけはスカルピー製。
坊主の状態では、体部分と合わせてみて少し小さいかな?と思えるくらいの大きさにしておくと、髪の毛を被せた時にちょうどいい感じになります。





■そんなわけで、まず製作開始1日目。

実物大にコピーした元絵に合わせて、エポパテで芯をこねてみる。それでもってアルミ線で繋いで、あれこれポーズを考えたり。

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【1】 【原型】

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